Kanagawa Rescue Support Bike Network Kanagawa Rescue Support Bike Network

震災時活動研究分科会

リーダー挨拶

最終更新日は1999年4月21日です。

このページでは、震災時活動研究分科会リーダーの挨拶と震災時活動研究の意義について記載しています。

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震災時活動の研究に向けて

震災時活動研究分科会リーダー 中島信義

1997年に発足した神奈川RBの

「震災時に役に立ちたい!」

この熱い思いから、昨年1年間は試行錯誤しながら、無線・救急救命・バイク分科会を設定し、そして実践の場として関連する外部団体のご指導とご協力のもとに様々な訓練に参加しながら神奈川RBの活動基盤を模索してきました。

1999年1月の設立を機に、今年は自分達で考えた「多くのメンバーが積極的に関心を持って参加できるような自主的な活動計画の実践を具体化してみよう」という気持ちのもと、神奈川県下の各防災関連機関が地震想定し、訓練強化が推進されている「神奈川県西部地震」に焦点を合わせた「震災時活動の研究」がテーマとなりました。

この「神奈川県西部地震」は、ご存知のとおり関係学会において最も発生確率の高い地震のひとつに挙げられています。つまり私達の生活地域に大変近い範囲での発災を神奈川RBメンバーが自分自身の課題として正面から取り組む必要にむしろ迫られているのが実情だと言えます。

さらに、ここで研究して感じた様々な課題を「図上シミュレーション」や「実地訓練(小田原地域)」を通じて、神奈川RBメンバーの「行動手順のマニュアル化」や地図情報をベースとした「活動関連情報の研究・整理・行動規範の構築を」との声が高まってきています。

これらの背景から「震災時活動の研究」を神奈川RB全体の共通テーマとしてとらえ、切り口やアプローチの手法は様々でもメンバー自身の活動意識の求心力を作る必要性が生まれたわけです。

まず第一目標として、メンバー自らが分科会や地域支部に所属する立場で「バイク・情報・ボランティア」のキーワードを震災時にどのようにバランスよく活動に実行できるか、その「活動手順と体制作り」を「図上シミュレーション」や「各分科会の課題に対してバイクを使って実地訓練」するなど実践的研究活動を通じてマニュアル化する事を挙げたいと思います。

希望としては

・ マニュアル作りは自分達の出来る事から実践して、検証を重ねて作り上げましょう。

・ 全員で参加して、様々な角度から自分の「震災時、役に立ちたい!」という熱い思いを実現できることを自分で見つけましょう。

バイクにまたがることも、バイク隊のサポート役もみなさんが参加できる活動内容はたくさんあります。ぜひこれら研究会を通じて自分の役割を自分で積極的に見つけてください。

研究会リーダーはメンバー個人個人の「ボランティア活動に対する熱い思い」を実現できるきっかけを準備するお手伝いをします。このような研究と訓練を繰り返し、考え、実行し、「いざ」という時に神奈川RBの活動目的が少しでも実現できるものと考えます。

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