2017年7月23日(日)
神奈川県・静岡県内合計8箇所を結ぶ広域の無線を使用した、「関東・東海広域情報共有訓練」を神奈川県の協力のもと、神奈川災害ボランティアネットワーク、西湘災害ボランティアネットワーク、かもめアマチュア無線クラブ、清水災害ボランティアネットワーク、清水RB、松崎町社協、松崎町災害ボランティアコーディネートの会、御前崎災害支援ネットワークと共同で実施しました。
本訓練は、横浜市のかながわ県民活動サポートセンターと静岡市のはーとぴあ清水などにアマチュア無線とディジタル簡易無線の基地局を設置し、小田原市、伊東市、御前崎市などに設置された仮設局などを中継して、静岡県伊豆半島南部の松崎町、下田市内の仮想情報孤立地域との無線回線を確保する上での課題を洗い出すことを目的として実施されました。
訓練の結果、良好な通信回線が得られる条件や、そうではない条件、また、周波数帯やアマチュア・ディジタル簡易無線などの方式の違いによる電波の飛び方の違いが詳細にわかり、今後の設備計画や非常時の情報通信手段の再検討を要するケースなどが可視化されました。今回可視化された知見はは今後の訓練や防災計画ににフィードバックし役立てていく予定です。